ニュース 電子 作成日:2015年1月6日_記事番号:T00054721
IC設計業界関係者によると、モノのインターネット(IoT)、ウエアラブル(装着型)端末、工場オートメーション化、カーエレクトロニクス、医療などICチップの新たな応用先が拡大する中、これら分野向けのチップ生産を手掛ける主力ファウンドリーの8インチウエハー工場では、ここ数年大幅な生産能力の拡充が進んでいないため、今年も供給不足が続く見通しだ。6日付電子時報が報じた。
ハイテク業界では例年、第1四半期は非需要期に当たるが、今年は通年にわたりファウンドリーの生産能力不足が続くとの観測が絶えないことから、台湾および海外のIC設計業者が生産能力の確保を急いでおり、ファウンドリー大手は最近、顧客からの受注が相次いでいるという。
台湾のファウンドリーによると、今年第1四半期は8インチ工場の受注見通しが12インチ工場を上回っており、特に指紋認証、近距離通信技術(NFC)、LCD(液晶ディスプレイ)ドライバIC、マイクロコントローラー(MCU)、USB3.1関連の需要が旺盛となっているようだ。
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