ニュース 金融 作成日:2015年1月7日_記事番号:T00054738
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は6日、アジア進出強化、株価上昇計画などを含む今年の発展戦略12項目を発表した。7日付工商時報が伝えた。
曽主任委員は、金融業界の今年の利益は5~10%増えると予測を示した(6日=中央社)
曽主任委員は「安全管理、開放、信頼性」を今年のテーマに掲げ、リスク管理や信頼性重視の下で、金融市場をさらに開放し、アジア域内有数の金融機関を育成していく姿勢を示した。
金融機関のアジア進出は、金管会による政策的奨励で増えているが、曽主任委員は「金融機関のアジア進出のロードマップを踏まえ、案件別に支援を行い、アジア進出を加速させたい」と述べた。
金管会はアジア進出を図る金融機関を3~4行に絞り込みたい構えで、曽主任委員は「1~2年後にはアジア進出といえば3~4行に限られる。具体的な動きを見せない金融機関は参加する必要はない」と述べた。
株価上昇計画は今月末に発表される予定で、値幅制限の拡大などが盛り込まれる見通しだ。
このほか、金融サービスの向上を目指す「金融3.0計画」、アジアの財テク拠点を目指すための戦略なども盛り込まれた。
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