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人民元高、進出台湾企業の利益を直撃


ニュース その他分野 作成日:2008年2月14日_記事番号:T00005474

人民元高、進出台湾企業の利益を直撃

 
 中国に進出する台湾企業が、人民元高の進行を受け、収益に大きな影響を受けている。14日付聯合報が伝えた。

 昨年、中国での物価上昇率は5%に達し、人民元も対米ドルで6.87%上昇した。一般的にインフレ状況下では、通貨価値が低下するが、中国の場合は経済の法則に逆行している。

 広東省の東莞台商協会の翁瑞珍副会長は、「人民元の上昇ペースが速すぎ、多くの台湾企業は米ドルでの代金決済を避け、台湾元や香港ドル、人民元建てとすることで影響を回避しようとしている」と話した。ただ、香港ドルも人民元に対し大きく値下がりしたため、それでも影響は大きいという。

 また、台湾企業幹部が台湾元建てで受け取る給与も、人民元換算では大きく目減りしているのが現状だ。東莞市で給与の3分の2を人民元、3分の1を台湾元で受け取るという台湾企業関係者は、「人民元高は実質的な賃下げで、知らないうちに給与が1,000台湾元(約3,410円)余りも減った」と嘆いた。