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ミスドが麺類強化、鉄人・陳建一監修メニュー販売


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月7日_記事番号:T00054740

ミスドが麺類強化、鉄人・陳建一監修メニュー販売

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)が展開する統一多拿滋(ミスタードーナツ)は6日、日本のミスタードーナツで昨年9月から販売している「麻婆豆腐麺(マーボードウフメン)」「酸辣湯麺(スーラータンメン)」の販売を11店舗で開始した。共に150台湾元(約560円)。同商品は日本における四川料理の第一人者、陳建一氏が監修しており、日本同様の味付けで提供する。7日付工商時報などが報じた。


同社は、新商品の投入で麺類の販売が1~2割増えると予想している(6日=中央社)

 台湾のミスタードーナツ利用客は8割が女性だが、昨年4月より一部店舗で麺類の販売を開始し男性客の取り込みに成功した。洪堯欣総経理は、麺類販売店舗でランチ・ディナータイムの業績が30~100%成長し、台湾全56店の2014年売上高が前年比15%増えたと説明した。証券会社は、同社の昨年売上高は7億2,000万元と推測している。

 洪総経理は、昨年は麺類販売や、新形態のカフェテリア風店舗(5店)など、従来のドーナツ専門販売からの脱却を進めたと説明。今年は新形態店舗3店を含む8店の出店を計画している。

 なお、昨年末からの台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅構内のコンビニエンスストア、セブン-イレブン内での販売も好調で、1月1~4日の連休中は1日平均1,000個売れた。年内にセブン-イレブン100店でも販売する予定だ。