ニュース 食品 作成日:2015年1月7日_記事番号:T00054744
食用油事件で経営の先行きが不透明になっている頂新国際集団に対する協調融資の主要債権行である兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)は6日、同社に対する仮差し押さえを台北地方法院に申し立てたことを明らかにした。7日付中国時報が伝えた。
三重工場の跡地は先月末に味全が売却入札を行ったが、入札不落に終わっている(6日=中央社)
消息筋によると、台北地方法院は6日に申し立てを認めたとされ、兆豊銀が30日以内に21億台湾元(約78億円)の担保金を納めれば、裁判官が頂新の資産に対する仮差し押さえの手続きを取ることになる。
頂新に対する協調融資は元金が65億元で、昨年末の返済期限までに返済されなかったため、兆豊銀は法律事務所に依頼し、仮差し押さえを申し立てた。
債権団は融資の担保となっている味全食品工業の三重工場(新北市三重区)跡地の競売も年内に進める構えだ。
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