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IoT向け超低消費電力プロセス、TSMCが今年3種で量産へ


ニュース 電子 作成日:2015年1月7日_記事番号:T00054749

IoT向け超低消費電力プロセス、TSMCが今年3種で量産へ

 ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が昨年下半期に開発をスタートさせたモノのインターネット(IoT)およびウエアラブル(装着型)端末向け超低消費電力テクノロジー・プラットフォーム(ULP)を採用した新たな製造プロセスのうち、55、40、28ナノメートルで今年、試験生産を経て量産を開始する見通しとなっている。これら超低消費電力プロセスは同社の従来の低消費電力プロセスに比べ、IoTおよびウエアラブル端末のバッテリー持続力を2〜10倍に高めることを可能にするという。7日付工商時報が報じた。

 一方、微小電子機械システム(MEMS)センサーについてもTSMCは、ウエハーレベルパッケージング(WLP)を利用し、CMOSイメージセンサーとデジタルシグナルプロセッサーをシングルチップに統合。「CMOS MEMS」、「ASIC MEMS」といった技術を開発し、統合型製造プロセスを提供している。