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農業委員会、全土的な植樹呼び掛け


ニュース その他分野 作成日:2008年2月14日_記事番号:T00005476

農業委員会、全土的な植樹呼び掛け

 
 行政院農業委員会は13日、温室効果ガスの削減に向けた植林プロジェクト「緑海計画」に続き、台湾住民1,000万人以上に1人1本の植樹を呼び掛ける「緑海家園プロジェクト」を開始すると発表した。14日付経済日報が伝えた。

 同プロジェクトは農業委林務局が推進母体となり、今後5年間に少なくとも1,000万人に植樹に参加してもらうというものだ。一連の計画で2万ヘクタールの植林が実現すれば、台湾の森林面積は全土の60%に達し、二酸化炭素の吸収による経済効果は、年間5億8,000万台湾元(約19億8,000万円)に達すると試算している。

 陳重信行政院環境保護署長は、「台湾の人口は世界の0.3%にすぎないが、温室効果ガスの排出量は1%を占めている。地球温暖化が深刻化する中、国民全体が温室効果ガスの削減に関心を持ち、植樹に参加してほしい」と呼び掛けた。

 行政院は先月、行政院農業委員会が策定した「緑海計画」を承認。2012年までに71億8,000万元を投じ、平地に2万ヘクタールの植林を行う方針を明らかにしている。