華泰大飯店集団（グロリア・ホテル・グループ）が台湾高速鉄路（高鉄）桃園駅前に開発中のアウトレット「華泰名品城（グロリア・アウトレット）」のテナント募集が順調に進んでおり、８月末にもオープンの運びだ。８日付工商時報が伝えた。
完成模型。建設中の台湾桃園国際機場捷運（桃園空港ＭＲＴ）Ａ18駅とも陸橋で結ばれる計画だ（７日＝中央社）
これまでにロエベ、サルヴァトーレ・フェラガモ、アルマーニなど100近いブランドの進出が決まった。これまでの投資額は100億台湾元（約370億円）に達した。
工事現場を視察した華泰大飯店集団の陳炯福副董事長は「当初は年間売上高を25億元と見込んでいたが、35億～40億元に上方修正した」と述べた。
一方、華泰大飯店集団が生命保険の三商美邦人寿保険（マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス）と合弁で落札した台北市の南港操車場再開発プロジェクトについて、陳副董事長は「商業エリアはアウトレットではなくショッピングモールを建設する」と述べた。
