ニュース 医薬 作成日:2015年1月8日_記事番号:T00054766
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)の林栄錦元董事長は7日、乳がん、卵巣がんなど複数の新薬特許技術をスイス企業に昨年無償で供与し、会社に4億台湾元(約15億円)近い損失を与えたとして、特別背任の疑いで台北地方法院検察署の取り調べを受けた。8日付中国時報が伝えた。
検察は同日、林元董事長が経営する別の店頭公開企業、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)など関係先を一斉に捜索。晟徳の王素琦財務処長も取り調べを受けた。林元董事長と王処長は8日未明に保釈された。
林元董事長は昨年6月に突然董事長を辞任していた。
台湾東洋の広報担当者は「司法手続きに入っており、コメントできない。会社の経営には影響がない」とコメントした。
晟徳大薬廠は7日夜、同社の孫会社「宜諾法」によるスイス企業、イノファ買収に関する資料について、法務部調査局の捜索を受けたことを明らかにした。
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