ニュース その他製造 作成日:2015年1月8日_記事番号:T00054767
アパレル大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)が7日発表した昨年の連結売上高は前年比16.6%増の208億8,900万台湾元(約780億円)で、過去最高を更新した。8日付工商時報が報じた。
マカロットは、今年の経営方針として▽生地の生産能力増強を目的とした垂直統合化▽材料を工場のある現地で調達し、輸送・生産時間を短縮するなどして顧客対応スピードを速める▽ヨガウエアやランニングウエアなどの機能性衣料とファッション衣料への注力▽日本の顧客強化──の4点を挙げた。
マカロットの今年の受注見通しは第2四半期まで立っている。中でも米小売大手Target(ターゲット)、米カジュアル衣料大手のGAP(ギャップ)からは今年の受注額が前年比15~20%増加するとみられる。昨年出荷を開始したスポーツ用品のアンダーアーマー(UA)向けは今年の出荷量が倍増する見込みだ。また、日本顧客向けは昨年の出荷倍増に続き、今年は3割以上の成長が維持できる見通しだ。
今年はベトナム新工場も稼動する予定で、市場関係者は、マカロットは平均受注単価が前年比10%上昇し、10%以上の増収増益になると予想している。
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