８日付工商時報によると、2014年、トヨタの台湾総代理、和泰汽車が販売するトヨタおよび日野ブランドのトラックなど商用車の売上高（部品、アフターサービス代含む）が、初めて100億台湾元（約370億円）の大台に達した。
同社は3.5トン以上の大型車の販売台数が2,471台（市場シェア26％）で、５年連続首位を守った他、3.49トン以下の市場でも小型トラックの日野「ＨＩＮＯ300シリーズ（日本名・日野デュトロ）」が前年比41％増の2,933台に伸びた。
今年の商用車市場の見通しについて和泰汽車は、景気の安定が続き昨年と同規模になると予測、小型トラックに注力して業界首位を狙いたいとしている。
なお、昨年の商用車の新車登録台数は、景気好転やノンステップバスに対する貨物税免除が５月末まで行われたことにより、前年比18％増の２万170台へと伸びた。このうち3.49トンの小型車は１万656台（前年比25％増）、3.5トン以上の大型車は9,514台（11％増）となった。
