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ドッキングステーションの東碩資訊、昆山で新工場建設へ


ニュース 電子 作成日:2015年1月8日_記事番号:T00054779

ドッキングステーションの東碩資訊、昆山で新工場建設へ

 ノートパソコンなどの機能拡張ユニット、ドッキングステーション最大手の東碩資訊(グッド・ウェイ・テクノロジー)は2月に中国江蘇省の「昆山光電産業園」で新工場に着工する計画だ。投資額は7億台湾元(約26億円)。ビジネス用ノートPCの薄型軽量化に伴い、ドッキングステーション需要が高まっているが、既存の昆山工場拡張には限界があるためだ。8日付蘋果日報が報じた。


許首席特別助理は、ドッキングステーションはUSB3.1など新規格で買い替え商機が生まれると語った(7日=中央社)

 新工場は来年5月に第1期工事が完了、第3四半期に量産を開始する予定だ。生産能力は既存の昆山工場の3.4倍を予定しており、聯想集団(レノボ)や東芝などに供給する。敷地面積は約2万坪。

 同社は、新光電纜から工場(600坪)を借りているほか、今年生産能力を30~40%増強する。

 許智程・首席特別助理は、昨年のビジネス用PCのドッキングステーションの浸透率はわずか8%だったが、今年は10%を超える可能性があると予測した。同社の市場シェアは70%以上に上る見通しだ。