ニュース 社会 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054782
美しいバストを維持することは多くの台湾人女性にとっても重要な関心事となっているようだが、そんな中、70歳の女性がこのほど、老いた自分の胸をあざけられたことから、自尊心を回復するために豊胸手術を受けた。
台中市に住むこの女性は若いころ、バストの美しさを自慢に思っていたが、30年ほど前に子どもを産んでから形が崩れてしまったことを気に病んでいた。
さらに2年前、膝の関節を悪くして手術を受けた後、トイレや入浴に介護が必要な状態となったが、ある日、介護師が女性のいないところで彼女の胸について「しなびて垂れ下がっている」「へそまで届きそう」などとやゆする言葉を口にするのを偶然聞いてしまい、とても傷ついたという。
そんな彼女は間もなく2度目の膝の手術を控えていたが、「今後もずっと介護が必要な身になった場合、胸を笑われ続けることになる」と考え、家族会議で子どもたちに事情を話し、「豊胸手術を受ける」と宣言した。
その決意を聞いた彼女の子どもたちは、高齢の母親が豊胸手術に耐えられるか、また術後に適切なマッサージなどのケアをしなければ胸の形がさらに崩れるのではないかなどと懸念を示したが、母親の痛切な訴えを聞いて最終的に願いをかなえてあげようと同意した。
そして3カ月ほど前、彼女はついに手術を受けてCカップの美しいバストを手に入れた。今では鏡を見るのが楽しみだそうで「30年来の夢がかなった」とご満悦だ。さらに昨年12月に受けた膝の手術も成功し、行動の自由も取り戻した。
手術を担当した医師によると、5年ほど前まで豊胸手術の相談に来る女性は30~40代がほとんどだったが、最近では年齢層が60代に拡大。70代からの相談もちらほら見受けられるそうだ。
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