ニュース 運輸 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054788
航空機燃料価格の下落を受け、中華航空(チャイナエアライン)は1月の燃料費が5,651万8,000米ドル減る見通しだ。同社が昨年第4四半期通期で削減した燃料費に匹敵する。9日付経済日報が報じた。
航空機の燃料になるケロシンのシンガポール取引価格は、1バレル当たり78.36米ドルと、昨年第3四半期平均の118.73米ドルから34%下落した。中華航空の1カ月の燃料使用量は140万バレル。毎月の燃料使用量が約110万バレルの長栄航空(エバー航空)は今月4,440万7,000米ドル、約8万バレル使用の復興航空(トランスアジア航空)は327万米ドルの燃料費を削減できる見通しだ。
中華航空幹部は、燃料費は従来コストの40〜45%を占めていたが、今では30%前後に縮小したと話した。原油価格高騰時には欧米線で1座席当たりコストが1,000米ドル以上だったが、500米ドルに半減したと指摘。長距離路線は通常ハイシーズンしか利益が出ないが、今年は年間を通じて稼げる見通しだという。
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