ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054792
頂新国際集団の食用油事件以降、業績が低迷している飲食店チェーン大手の王品集団は、「王品牛排」でステーキを1点注文すると2点目が半額になる電子クーポンの配布を開始した。9日付自由時報が伝えた。
王品牛排は新商品のニューヨーク・ストリップ・ステーキで若者層を狙う(8日=中央社)
通常価格が1,350台湾元(約5,000円)の商品の場合、半額の675元で注文でき、10%のサービス料を加えても743元という計算になり、ブランド創立以来22年間で最安値となる。クーポン配布は2月6日までの期間限定。
王品集団の戴勝益董事長は先ごろ、「食用油事件の影響で、台湾の飲食業の売り上げが20~30%落ち込み、王品の売り上げも15~20%減少した」と発言していた。
王品の株価は昨年10月の高値水準の360元から8日には291元まで下落している。
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