ニュース 食品 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054797
食用油事件で経営の先行きが不透明になっている頂新国際集団について、協調融資の主要債権行である兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が台北地方法院に行った仮差し押さえの申し立てが8日までに棄却された。9日付中国時報が伝えた。
銀行団は頂新に65億台湾元(約240億円)の債権があるが、裁判所は銀行団が回収を進めている債権はうち10億元であり、担保となっている味全食品工業の三重工場(新北市三重区)跡地の価値30億元を下回るとし、担保を売却すれば、10億元を回収するのに十分だとして、申し立てを退けた。
台北地方法院は既に銀行団に決定書を交付しており、銀行団が不服とする場合は、10日以内に抗告を行うことが可能だ。
銀行団はまた、70億元相当の約束手形の強制執行も申し立てており、早ければ9日にも決定が下される。
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