ニュース その他製造 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054798
太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)は8日、2014年の売上高が前年比37.3%増の275億8,000万台湾元(約1,000億円)で過去最高になったと発表した。昨年12月は、米インディアナポリス国際空港の太陽光発電所の第2期の売却により、単月過去最高の28億7,700万元を記録した。9日付経済日報が報じた。
米商務省が昨年7月25日に中台太陽電池関連メーカーに対し、反ダンピング(不当廉売、AD)関税の適用を仮決定した影響で、ネオソーラーは第3四半期は業績が落ち込んだが、第4四半期には徐々に回復した。
今年通年の売上見通しについて、証券会社は前年比10%増の300億元を予測している。ただし、米国はこの1月、中国太陽電池メーカーに対する反ダンピング関税と相殺関税を平均17.5%へと、台湾勢への平均19.5%よりも低く設定したと報じられており、台湾メーカーにとって懸念材料となっている。台湾勢には反ダンピング税が課されない可能性も3割前後あるとされ、台湾業界はこれを含めて、中国勢よりも低い税率を勝ち取れるかがポイントとなる。
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