ニュース 電子 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054806
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)はグーグルに対し、グーグルのクロームOS(基本ソフト)を搭載したノートパソコン「クロームブック」の組み立てメーカーとしての認証を申請したようだ。認証が取得できれば、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)にとって脅威となりそうだ。9日付蘋果日報が報じた。
デジタイムズ・リサーチのアナリストは、宏碁(エイサー)、サムスン電子だけでなく、華碩電脳(ASUS)などのブランドからもクロームブック発売が相次いでおり、組み立てもクアンタ中心から来年にも変化すると予測した。クアンタの受注は現在7~8割とみられる。
グーグルはマイクロソフト(MS)とインテルの低価格プランに対抗するため、サプライチェーンを拡大する考えで、ペガトロンの他、比亜迪(BYD)、宝龍達集団など中国メーカーも組み立てへの参入を狙っているとされる。今年のクロームブックのプロセッサーには中国の瑞芯微電子(ロックチップ)を採用し、エヌビディア、インテル、サムスンが中心の慣例を打ち破るようだ。
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