ニュース その他分野 作成日:2015年1月12日_記事番号:T00054816
財政部が9日発表した2014年の輸出総額は前年比2.7%増の3,138億4,000万米ドルで、過去最高を更新した。ただ、伸び率は当初予測の3.01%増を下回った。予測を下回った主因について葉満足統計処長は、12月輸出額が前月比3.9%減、前年同月比2.8%減の256億5,000万米ドルと11カ月ぶりにマイナス成長に転じたことを挙げた。特に原油価格下落の影響を受けた鉱産物は前年同月比39.7%減、プラスチック・ゴムと関連製品も同12.3%減と足を引っ張った。10日付経済日報などが報じた。
14年通年の輸出総額で最も伸びたのは電子製品で、前年比13.5%増の999億9,000万米ドルと過去最高だった。そのうち半導体(94億8,000万米ドル、15.1%増)、太陽電池(3億7,000万米ドル、13.5%増)などがけん引した。一方、鉱産物(204億9,000万米ドル、13.5%減)、情報通信機器(130億3,100万米ドル、11.2%減)、光学デバイス(191億4,000万米ドル、8.9%減)はマイナス成長に陥った。
今年通年について葉統計処長は、主計総処は前年比3.56%増を予測していると説明。引き続き電子製品の成長が見込めるが、原油価格がいつ谷底を脱するかが鍵と指摘した。
なお、14年輸入総額は前年比1.6%増の2,742億3,000万米ドルで、貿易黒字は396億1,000万米ドルと過去最高を更新した。
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