ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月12日_記事番号:T00054820
台北市の映画館で2014年に公開された映画作品は622本(映画祭12回の189本を含む)で過去最高だったが、興行収入は前年比2.55%減となった。業界では、台湾全土の興行収入は90億台湾元(約330億円)で0~2%の微増とみられている。12日付工商時報が報じた。
台北市の映画館で公開された作品のうち、ハリウッドのメジャースタジオ6社は66本で市場シェア15.2%ながら、興行収入は20億7,000万元とシェア58.3%を占めた。1本当たりの平均興行収入は3,090万元。その他の米国、英国の映画会社は116本(シェア26.8%)で、興行収入は6億2,000万元(シェア17.4%)。これらを合わせると、興行収入シェアは75.7%に上る。
一方、台湾映画は33本(シェア7.6%)と前年より11本減少し、興行収入は3億8,000万元(シェア10.2%)で、平均1,152万元だった。日本映画は71本(シェア16.4%)が上映され、興行収入は1億元(シェア2.8%)で、平均141万元だった。
統計によると、昨年よく見られた映画は多い順に▽トランスフォーマー/ロストエイジ▽ルーシー▽KANO▽キャプテン・アメリカ▽インターステラー──。
シネマコンプレックス大手、威秀影城の呉明憲董事長は、台北市の映画館の入場者数は延べ1,450万人で、1人当たり1.4回と、韓国の4回より低く、成長の余地があると指摘した。
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