ニュース 医薬 作成日:2015年1月12日_記事番号:T00054821
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)と聯亜生技開発(ユナイテッド・バイオメディカル)の合弁による抗体新薬会社、聯合生物製薬(ユナイテッド・バイオファーマ)はこのほど、GEヘルスケアからタンパク質新薬の生産工程の最適化、増産などに関する技術移転を受けることが決まった。バイオテクノロジー分野では初めて、米台による工業協力に基づく技術移転事例となる。12日付経済日報が伝えた。
聯合生物製薬は今回の技術移転に関連し、来月にも新竹県湖口郷にタンパク質薬工場(延床面積7,000平方メートル)の建設を開始する。投資額は10億~12億台湾元(約37億~45億円)を見込む。完成は2年以内の予定だ。台湾の抗体薬メーカーが主導する形で医薬品受託製造(CMO)工場を設置するのは初めてとなる。
聯合生物製薬は技術移転自体は1年半で完了するとみており、技術移転と工場設置のスケジュールを合わせていく。新工場には12本の生産ラインにそれぞれ1,000リットルの発酵槽が設けられる。当面は自社新薬「UB421」の生産に充てられ、外部からの受注は行わない。
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