ニュース 金融 作成日:2015年1月12日_記事番号:T00054823
金融持ち株会社上場15社の2014年純利益は合計2,827億台湾元(約1兆500億円)と、前年比38.5%増だった。うち富邦金融控股は56.29%増の601億9,200万元と過去最高を更新し、15社の中で最高だった。12日付自由時報などが報じた。
昨年純利益が次に多かったのは国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)で前年比71.96%増の498億元と、開業以来の最高だった。生命保険子会社の国泰人寿保険(キャセイライフ)も設立以来最高の利益だった。続く中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)は88.56%増の405億4,700万元で過去最高だった。同社は、東京スター銀行の買収で利益147億5,000万元を計上したことなどを理由に挙げた。
伸びが最も大きかったのは元大金融控股で113.72%増。一方、新光金融控股は26.77%減。生命保険子会社の新光人寿保険が昨年12月に損失15億元を計上したことが響いた。台新金融控股は88.68%減で、昨年12月に彰化銀行の経営権を失い、投資損失147億7,500万元を計上したことが響いた。
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