ニュース 社会 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054840
就任間もない涂醒哲嘉義市長がマッサージ嬢2人と撮影した写真がインターネット上に掲載され、涂市長が性的なサービスを受けていたのではないかという疑惑が浮上した。しかし、報道を総合すると、疑惑の信ぴょう性は低く、市政府は事実無根だとして謝罪を要求している。13日付中国時報が伝えた。
涂市長はメディアの取材に対し、「マッサージ店には過去に何度も足を運んでいるが、普通のマッサージしか受けたことがない」と報道を否定した(中央社)
ネット上に出回った写真は、嘉義市内で性的サービスを提供するスパA店で撮影されたものとされ、店内の写真や「当選前の涂市長は得意客だった」と証言するマッサージ嬢の音声ファイルも添えられている。
しかし嘉義市政府は12日、事実無根と強調した。市政府は涂市長が選挙運動期間中に別のマッサージ店B店を数回利用し、普通のマッサージを受けたことはあるが、ネット上で指摘されたA店は利用していないと説明。問題の写真については、市民に記念撮影を求められることはよくあり、それを拒むことはないと説明した。
B店の経営者も、7年前の開店以来、性的サービスは提供していないと強調した。
涂市長と共に写っていたマッサージ嬢2人は昨年11月までB店に勤めていたが、その後A店に移籍したことが判明。2人は涂市長の当選後、フェイスブックに問題の写真を掲載し、「当選おめでとう」などと書き込んでいた。B店経営者は、フェイスブックの写真が盗用されたのではないかとの見方を示した。
また、ネット上で疑惑を暴露した男性は、かつて雲林県議会の女性職員と庁舎内で性行為に及んだ疑いを指摘された「問題人物」と分かり、このことも疑惑の信ぴょう性への疑問を高めている。
報道によれば、この男性は涂市長と記念撮影したマッサージ嬢のうち1人に交際を申し込んだが断られ、腹いせに問題の写真で報復に及んだ可能性も指摘されている。
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