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統一超商14年売上高、食用油事件で予想下回る


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054847

統一超商14年売上高、食用油事件で予想下回る

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)が12日発表した昨年の連結売上高は前年比3.69%増の2,079億6,300万台湾元(約7,700億円)で、市場の予想を下回った。証券会社は、同社が展開するセブン−イレブンで販売していた即席麺とおでんのだし汁に、頂新国際集団の非食用ヘット(牛脂)使用が発覚し、業績が落ち込んだためと分析した。13日付工商時報が報じた。

 統一超商の12月連結売上高は174億5,100万元で、前月比4.22%増、前年同月比2.31%増だった。同社の投資事業のうち、フィリピンのセブン-イレブンは12月の店舗数が前年同月比272店増の1,281店、業績は24%成長した。上海の統一星巴克(プレジデント・スターバックスコーヒー)は店舗数が643店と181店増、業績は49%成長した。この他、インターネット通販サイト「博客来」の業績は21%、「クロネコ宅急便」を展開する統一速達(プレジデント・トランスネット)は15%、ドラッグストアチェーン大手、康是美(コスメッド)は11%成長した。