ニュース 建設 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054849
台北市では高級住宅への加重課税(豪邸税)導入に加え、房屋税(建物固定資産税)の算定基礎となる「房屋標準単価」が2.6倍以上に引き上げられ、一部の豪邸では、年間保有コストが1,000万台湾元(約3,700万円)に達するケースも出る見通しだ。13日付工商時報が伝えた。
昨年7月以降に引き渡しを受けた新築の豪邸は、引き上げ後の房屋標準単価の適用を受けるため、年間の房屋税額が100万元を超えるケースが相次いでいるほか、契税(不動産取得税)が420万元に達した物件もあった。
例えば、台北市で既存の豪邸として知られる仁愛路の「宏盛帝宝」の房屋税額は1戸当たり8万~10万元だが、昨年7月以降に引き渡された周辺の豪邸の房屋税額は50万~100万元に跳ね上がる計算となる。
ある会計士は「一部の豪邸は年間保有コストが1,000万元に達し、よほど財力がなければ維持できなくなる」と指摘。
中華民国地政士公会全国聯合会の王進祥名誉理事長は「台北市は(不動産の)重税時代に正式に入った」と述べた。
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