ニュース 金融 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054850
高雄市の都市交通システム(MRT)など、南部を中心に使用されている交通系ICカード、「一卡通(Iパスカード)」による支払いがこのほど、コンビニエンスストア大手、セブン-イレブンの台南市、高雄市、屏東県の店舗で可能となった。3月末までには全土約5,000店に利用対象が拡大される見通しだ。13日付工商時報が報じた。
Iパスカードの発行枚数は現在500万枚だが、今年中に650万枚への拡大を狙う(一卡通票証リリースより)
なお、Iパスカードは既に全家便利商店(台湾ファミリーマート)、萊爾富(ハイライフ)、OK超商(OKマート)で利用可能となっており、セブン-イレブンに対象を広げることで、Iパスカードおよび北部で普及している同種のICカード、悠遊カード(イージーカード)の南北MRTにおける相互利用の前提条件となる「4大コンビニでチャージ可能」を満たすことになる。
南北相互利用についてIパスカード発行会社、一卡通票証の王国材董事長は、台北MRTにはIパスカードの読み取りが可能なリーダーが数多く設置されているが、高雄MRTには悠遊カードを読み取れるリーダーは少ないと指摘した。まずIパスカードの台北MRTでの利用開放を目指す方針を示し、「今年中に目標を達成したい」と語った。その後、第2段階として、来年中に悠遊カードの高雄MRTでの利用開放を目指す。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722