ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ジャイアントとメリダ、14年売上高が過去最高


ニュース その他製造 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054852

ジャイアントとメリダ、14年売上高が過去最高

 自転車大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)と美利達工業(メリダ)は、2014年連結売上高がそろって過去最高を更新した。13日付工商時報が報じた。

 ジャイアントの昨年連結売上高は前年比10.86%増の602億2,400万台湾元(約2,200億円)で、設立42年で初めて600億元を突破した。同社は、オーストラリア子会社の売上高が横ばいだった以外は、世界の子会社が軒並み成長したと説明。欧州子会社の伸びが最大で、次いで北米子会社も好調だった。羅祥安執行長は、今年の世界自転車市場を比較的楽観しており、今年通年の売上高は前年比5~10%増と予測した。また、女性用自転車ブランド「Liv(リブ)」が今後同社の原動力の1つになるとの見方を示した。

 一方、メリダの昨年連結売上高は前年比7.44%増の272億2,700万元だった。出荷台数は前年比1.63%増の238万6,800台、平均販売価格(ASP)は5%上昇した。曽崧柱董事長は今年の同社見通しについて▽世界市場の需要回復▽円安▽江蘇省南通の新工場の生産能力拡大──により、引き続き成長すると予測した。