ニュース 機械 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054855
台湾機械工業同業公会(TAMI)の統計によると、2014年の機械設備輸出額は前年比5.7%増の208億8,700万米ドルとなり業界予測を下回った。台湾元換算では6,320億元(約2兆3,560億円)で前年比8%増。13日付工商時報が報じた。
輸出額が予測を下回った理由について業界関係者は、もともと25〜30%あった台湾製機械と日本製品との価格差が円安で10%以内に縮まった結果、日本メーカーが台湾への生産委託を見合わせたり、欧米メーカーが為替動向を横目に出荷前に値下げを要求したりしたと指摘。また、多くの中国メーカーが資金逼迫(ひっぱく)によって残金を払えなくなり、出荷が滞ったことも挙げた。
今年は台湾元安、世界経済の持続的成長といったプラス要因もあるが、中韓自由貿易協定(FTA)の発効や中国の経済成長の鈍化による影響が懸念される。業界関係者は今年の輸出額の前年比伸び率を6~10%と予測している。
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