ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054858
中国鋼鉄(CSC)がインドのグジャラート州に71億台湾元(約265億円)を投じて建設した電磁鋼板生産ラインが12日、正式に稼働した。年産量は20万トンで現地の低〜高規格モーターや変圧器向け市場をターゲットとする。13日付工商時報が報じた。
インドは昨年9月、東南アジア諸国連合(ASEAN)とASEAN・インド自由貿易協定(AIFTA)のサービス・投資協定に署名。CSCは、これにより東南アジアへの供給障壁が低減されたとして、インド第2期工場の建設も検討している。
第2期工場には年産100万トンの冷延および亜鉛めっきコイル生産ラインを設置する計画で投資規模は256億元を予定している。インド政府が7.5%の原料輸入関税引き下げ、または撤廃を決めた後、正式に計画を始動させる考えだ。
なお現在、インド工場向けの主要原料はCSCおよび同社傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)が供給しているが、将来的にはCSCと新日鉄住金などのベトナム合弁、CSVC(中国語名・中鋼住金越南)が一部を負担する可能性もあるという。
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