ニュース 電子 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054862
DRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は2014年売上高が過去最高、南亜科技、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)も前年比1割近く伸びた。13日付蘋果日報が報じた。
イノテラは昨年の連結売上高が前年比40.17%増の826億9,100万台湾元(約3,070億円)。昨年第4四半期は製品価格上昇、台湾元安で前期比2.37%増の207億4,800万元となり、過去2番目の高水準となった。昨年12月は前月比0.6%増、前年同月比13.6%減の70億3,600万元で過去7カ月で最高だった。
南亜科技は昨年連結売上高が前年比8.58%増の491億600万元で、過去4年の最高。昨年第4四半期は前期比5.21%減の124億700万元、昨年12月は前月比1.62%増、前年同月比3.12%増の41億6,000万元だった。同社は、昨年12月はDRAM平均販売価格が2.5%下落したが、出荷量が増えたと説明。今年第1四半期は個人向けパソコンなどの非需要期入りで製品価格が引き続き下落するが、DDR4DRAM搭載サーバー需要が強まると予測した。
パワーチップは昨年連結売上高が前年比10.73%増の401億2,200万元、昨年12月は34億2,600万元で前月と同水準だった。
集邦科技(トレンドフォース)傘下のDRAMエクスチェンジは、今年のDRAM生産額は541億米ドルと前年比16%増え、利益の安定成長が見込めると予測した。
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