ニュース 社会 作成日:2015年1月14日_記事番号:T00054870
行政院農業委員会(農委会)によると、中南部を中心に感染が拡大している鳥インフルエンザで、新たに北部の桃園市大園区、平鎮区のガチョウ飼育場で大量死が見つかり、H5型の鳥インフルエンザウイルスへの感染が確認された。詳細なウイルス型は判明していない。14日付自由時報が伝えた。
雲林県では13日、ガチョウ1万匹以上を殺処分した(13日=中央社)
これにより、13日夜時点で、疑い例が報告されたアヒル・ガチョウ飼育場は7県市、65カ所となり、うち5県市の26カ所でH5N8亜型またはH5N2亜型の鳥インフルエンザウイルスへの感染が確認された。
農委会の陳保基主任委員は「感染拡大を防ぐため、(詳細なウイルス型が判明する前に)ウイルスがH5型と判明した段階で、殺処分を進める」と表明した。13日には家禽(かきん)類約2万3,000羽が殺処分された。
一方、台湾全土の水禽類(アヒル・ガチョウなど)の食肉処理場では、2日半の操業停止期限が14日正午で切れることから、条件付きで操業を解禁することになった。
ただ、感染拡大防止の観点から、飼育場が食肉処理場にアヒルやガチョウを送る3日前に処理場側に登録を行うことと各地の防疫当局や獣医による健康証明の添付を義務付けた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722