ニュース その他分野 作成日:2015年1月14日_記事番号:T00054872
中国スマートフォン大手、小米科技(小米、シャオミ)の雷軍(レイ・ジュン)董事長が率いるスマホ向けソフト大手、猟豹移動(チーター・モバイル)は13日、台湾に1億台湾元(約3億7,000万円)規模の起業支援ファンド「猟豹創業基金」を創設し、モノのインターネット(IoT)やモバイルインターネットなどの分野に投資を開始すると発表した。14日付経済日報が伝えた。
チーターモバイルの傅執行長(左)と小米の雷董事長(右)は、台北市で行われた「モバイルインターネット両岸(中台)年会」に参加した(13日=中央社)
中国企業が台湾に起業支援ファンドを創設するのは、中国電子商取引大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が先月、表明したのに続く動きだ。
馬氏のファンドはまだ金額などの詳細が明らかにされていないが、チーターモバイルのファンドは先行して計画を具体化させた。早ければ第1四半期中に投資を開始する。
チーターモバイルの傅盛執行長は「台湾の若者は素質や国際感覚があるのに過小評価されている。海外企業にとって人材を探す絶好のチャンスだ。人材育成や投資によって、台湾の優秀な人材チームを吸収していきたい」と述べた。
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