金融監督管理委員会（金管会）は13日、銀行サービスのデジタル化推進に向けた「デジタル化金融環境3.0計画（バンク3.0）」を開始すると発表した。14日付中国時報が伝えた。
同計画の第１段階には、主に既存顧客向けの12項目のサービスが盛り込まれた。
例えば、預金関連では、口座閉鎖や振込先登録などの手続きがインターネット上で可能になる。また、融資関連では、保証人が必要ない個人向けローン、不動産ローン、自動車ローンで担保の範囲内での融資増額申し込みをネット上で可能にする。
クレジットカード関連では、ネット上でのカード申し込みなどが可能になる。
中華民国銀行公会は、ストラクチャード商品についてもネット経由の申し込みを解禁するよう提案したが、リスクが高く、法的問題もあるため、検討が先送りされた。
