ショッピングセンター、環球購物中心（グローバルモール）は今年、中国・天津に中国１号店を出店する。台湾のショッピングセンターが中国に進出するのは同社が初のケースとなる。14日付蘋果日報が報じた。
石伝捷同社営業本部長によると、出店先は天津市西青区で、店舗面積は２万坪。同社の単独出資となる。開店準備に２～３年の時間をかけた。具体的なオープン時期はまだ決まっておらず、工事の進度によって上半期か下半期かを決める方針だ。石営業本部長は「台湾のサービス業者には一定の優位性がある。今後の中国での店舗展開は天津店の状況を見て決めたい」と語った。
同社は現在台湾で、▽中和（新北市）▽板橋（新北市）▽新竹（新北市）▽屏東（屏東市）▽新左営（高雄市）──の５店舗を展開している。2014年の売上高は約80億台湾元（約300億円）で前年比８～９％増加した。
