ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年1月14日_記事番号:T00054880
ステンレス加工最大手の允強実業(YCイノックス)は13日、雲林科技工業区の用地2万坪余りを落札したと発表、工場を拡張すると表明した。2016年末~17年に完成し、ステンレス鋼管の生産能力が50%増える予定だ。14日付経済日報が報じた。
工場用地の取得額は8億2,900万台湾元だった。投資額は30億元(約110億円)を予定している。同社のステンレス鋼管の工場はフル稼働で、月産能力1万トン。一方、ステンレス鋼板の月産能力は3万トンで、実際の生産量は2万トン。
証券会社は、今年のステンレス景気は良い要素と悪い要素があると分析。欧州連合(EU)が3月末に台湾と中国のステンレス鋼板に対する反ダンピング(不当廉売)関税措置の最終決定を下す予定で、台湾の受注に影響する可能性がある一方、ステンレス材料のニッケル国際価格の下落が続けば、コストを抑えられると指摘した。
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