ニュース 電子 作成日:2015年1月14日_記事番号:T00054888
市場調査会社、IDCが13日に発表した2014年第4四半期の世界パソコン出荷台数統計によると、宏碁(エイサー)が622万台で4位に入ったが、前年同期比成長率は3.2%増にとどまり、上位5大ブランドで最低となった。14日付工商時報などが報じた。
また世界全体の出荷台数は8,080万台で前年同期比2.4%減となった。マイナス成長はスマートフォンを中心とした新しい通信機器へのニーズが高まっていることが主因とみられるが、消費者のクロームブックへの関心が高まっていることやマイクロソフトによるウィンドウズ8販促キャンペーンにより下げ幅は予測を下回った。
ブランド別出荷台数は上位から、▽聯想集団(レノボ)、1,604万9,000台(同4.9%増)▽ヒューレット・パッカード(HP)、1,588万台(同15.1%増)▽デル、1,087万9,000台(同8.5%増)▽エイサー、622万台(同3.2%増)▽アップル、575万台(同18.9%増)──となった。
なお、華碩電脳(ASUS)が上位5位から外れているが、これは昨年販売好調だった「トランスフォーマーブックT100」がタブレット端末として対象から除外されたためだ。
市場調査会社、ガートナーも同日、同期のPC出荷統計を発表。世界全体の出荷台数は、8,374万7,000台(同1%増)だった。
ブランド別上位5位は、▽レノボ、1,628万5,000台(同7.5%増)▽HP、1,577万台(同16.0%増)▽デル、1,067万4,000台(同8.8%増)▽エイサー、678万7,000台(同11.6%増)▽華碩電脳(ASUS)、626万台(同0.6%増)──となった。
世界全体の出荷台数が前年同期比1%増になったことに関連してガートナーは、タブレット端末がPCに取って代わる流れは14年上半期にピークを迎え、その後、消費者の支出は徐々にPCに戻りつつあると分析した。
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