ニュース 電子 作成日:2015年1月14日_記事番号:T00054889
DRAM価格の第1四半期下落率は前期の5%を上回ると予測されている。華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、南亜科技などの業績に打撃となる可能性がある。ただ業界関係者は、今年のDRAM市況は前年ほどではないが、楽観できると強調した。14日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、パソコンや消費者向け電子機器用DRAMが非需要期に入り価格が下落する他、モバイル端末向けメモリー価格も下がる見通しだ。一方、サーバー用DRAMは需要が強くDDR4採用率も高いため、平均販売価格(ASP)が上昇する見込みだ。
業界関係者は、モバイルメモリーがDRAM応用製品の3割以上を占めており、もしアップルのスマートフォン、iPhone次世代機種のDRAM規格に変更がなければ、今年の市場は需給均衡か小幅な供給不足にとどまるが、1GB(ギガバイト)から規格が上がれば、供給不足が拡大する可能性が高いと予測した。そうなれば、モバイルメモリー価格が上昇し、DRAM価格も安定すると期待している。
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