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中石化、蘭DSM社と権利金訴訟で和解


ニュース 石油・化学 作成日:2008年2月14日_記事番号:T00005490

中石化、蘭DSM社と権利金訴訟で和解

 
 中国石油化学開発(CPDC、中石化)は、カプロラクタム(CPL)小港工場の授権・供給契約についての争議において、蘭化学製造大手DSM社と正式に和解した。中石化は8,250万米ドルに上る権利金の追加支払いが免除され、メリットの多い和解となった。

 中石化とDSMは1996年に契約を交わし、中石化はDSMに権利金を支払ってライセンスを受け、CPL小港工場を建設し、CPLをDSMに供給していた。しかしDSMは、中石化が追加権利金を支払うべきとして米国仲裁協会(AAA)に申し立てを行っていた。

 中石化によると、和解後双方は当初の96年の授権・供給契約に従って月払いで権利金を支払い、10年までCPL供給を続けるという。14日付工商時報が伝えた。