ニュース 社会 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054904
今後の台湾外交を担うと期待されるエリート外交官男性に、既婚者3人を含む女性との「四股」疑惑が週刊誌、「壱週刊」によって報じられた。
壱週刊によると、外交部条約法律司所属の陳首翰専門委員(51)は、交際期間が7年におよぶ恋人がありながら、同時に外交部職員の既婚女性2人および外交部傘下の非政府組織(NGO)に属する既婚女性職員1人と交際していたとされる。
さらに陳専門委員は約半年前から、ある司法機関関係者の妻に交際を迫り、携帯電話を通じて上半身裸でベッドに横たわる自身の姿を写した画像などを深夜に送り付けるようになったとされる。女性の夫がこれに気付き、抗議したものの陳氏はこれに耳を貸さなかったため、外交部に苦情を申し入れた。しかし、外交部は何の処分も科さなかった上、彼にフィリピン転任を命じ、問題の隠匿を図ったと壱週刊は指摘している。
なお外交部の同僚によると、陳専門委員は国際法の専門家で、パプアニューギニアとの国交樹立交渉をめぐる仲介人による秘密資金着服事件や、フィリピン沿岸警備隊による台湾漁船銃撃事件で重要な役割を果たすなど活躍しており、部内では「未来のスター」と評価されているという。
しかし今回の「四股」報道では、陳氏は交際相手が多過ぎてメッセージや写真の送付相手を間違えるというミスをたびたび犯していたとされ、外交問題でのような手腕は発揮できなかったようだ。
なお蘋果日報の取材に対し陳氏は、「恋愛はプライベートな問題だ」として詳細は明らかにせず、「二股をかけるようなことはしていない」と強調した。
一方、問題を隠匿したと指摘された外交部は「そのようなことは絶対にない」と否定。同問題については今度、調査を進める方針を示し、結果が出るまでは陳専門委員をフィリピンに転任させることはないと表明した。
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