ニュース 社会 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054906
昨年11月の統一地方選で落選した胡志強前台中市長(67、国民党)がメディア業界への転身を決めた。旺旺中時媒体集団の蔡衍明董事長の誘いに応じて、2月1日より同グループで仕事をすると14日自身のフェイスブックで明らかにした。役職は不明だが、事情に詳しい人物によると蔡董事長に次ぐ高い職位が用意されるという。15日付蘋果日報が報じた。
胡氏は、昨年末に蔡総裁から誘いを受けたと明らかにし、「それまでほとんど交流がなかったため意外に思った」と心境を述べつつ、「メディアの影響力によって台湾人の生活を過ごしやすくしたい」と抱負を語った。旺旺集団が親中メディアとの評価があることについては、「台湾の誰もが台湾を愛し、両岸(中台)の平和を望んでいる。青緑(国民党対民進党)対立ではない視点で私の選択を見てくれればありがたい」と語った。
胡氏は李登輝政権で行政院新聞局長や外交部長を歴任した後、台中市長を13年間務めた。メディア業界への転身について専門家からは、「政権中央や国民党本部にポストがなかったことを示している。メディアで能力を発揮できるかは観察が必要だ」との見方も出ている。
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