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精密機械園区、彰化県に拡大


ニュース 機械 作成日:2008年2月14日_記事番号:T00005491

精密機械園区、彰化県に拡大


 台湾区機器工業同業公会(機器公会)は、彰化県政府と共同で、同県二林鎮と渓湖鎮の台糖大排沙農場と万興農場(土地面積1,100ヘクタール)に精密機械園区を開発することを理監事会で決議した。迪斯油圧や川奇機械など80社を超えるメーカーが進出に意欲を示しており、投資金額は300億台湾元(約1,027億円)近くに上るとみられる。14日付経済日報が伝えた。

 機器公会の黄博治理事長によると、精密機械産業は景気好調でメーカーの設備投資意欲が大きく高まっており、台中市の精密機械科技創新園区の第一期開発区は既に飽和状態で、第2期開発区も需要に追いつかず、工場用地の確保が急務となっているという。

 機器公会統計によると、2007年の域内精密機械産業の総生産額は約8,700億元と、06年の7,830億元から11%強成長した。今年も10%の成長が予測され、来年には半導体、パネルに続く域内3番目の1兆元産業へ成長すると期待される。