ニュース 社会 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054911
中南部を中心に鳥インフルエンザが拡大する中、台南市塩水区の肉用養鶏場で14日、高病原性のH5型のウイルスへの感染が確認されたため、同養鶏場のニワトリ1万3,000羽が全て殺処分された。15日付聯合報が伝えた。
台南市塩水区の養鶏場は14日夜に殺処分を行った。衛生福利部は、現時点で家禽(かきん)類からヒトに感染する確率は非常に低いとみている(14日=中央社)
同養鶏場では2日間にニワトリ4,500羽が死んだ。
詳細なウイルス型は15日にも判明する。これまでの感染はアヒルやガチョウが中心だったが、ニワトリに感染が拡大すれば、社会的影響も深まりそうだ。
14日夜現在で、疑い例と確認例を合計すると、感染は86カ所の飼育施設に増え、うち40カ所でH5型ウイルスが確認された。
また、衛生福利部疾病管制署によると、飼育施設と防疫担当者の計26人が軽い風邪の症状を訴え、うち20人が検査を受けた。その結果、9人は鳥インフルエンザに感染していないことが判明。残る11人は検査結果待ちだ。
一方、行政院農業委員会(農委会)は、鳥インフルエンザで被害を受けた業界への補償方式を決定した。それによると、今月11日にH5型ウイルスの感染確認が発表される前に自主的に殺処分を行った飼育場6カ所には損害を全額補償。それ以降に通報があった飼育場には6割を補償する。
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