ニュース 公益 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054912
水不足の深刻化を受け、現在夜間に減圧を行う第1段階の給水制限措置が取られる新北市および桃園市において春節(旧正月、今年は2月19日)明けに工業用水を5%、プール、洗車場などの大口契約者に対する水道供給量を20%カットする第2段階の給水制限措置が取られる可能性が浮上している。桃園市に工場を持つ半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業者の日月光半導体(ASE)や液晶パネル大手、友達光電(AUO)への影響が懸念される。15日付工商時報が報じた。
楊代理署長は、春節までは一般、工業用水の安定供給を目指すと語った(14日=中央社)
経済部水利署の楊偉甫代理署長は14日、新北市や桃園県の水源、石門ダムで貯水率が昨年12月初めの62%から51%まで低下していると指摘。2月10日に会議を召集し、春節後の第2段階の給水制限実施に関する協議を行うと表明し、現時点で新北市の板新地区および林口区、桃園で実施される可能性が最も高いとの考えを示した。
なお水道事業者の台湾自来水(台水)は、同エリアで第2段階の給水制限措置が取られた場合、大口契約者1,400件以上に影響が出ると試算している。
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