ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054913
コンビニエンスストア大手、統一超商(プレジデント・チェーンストア)のセブン−イレブンと全家便利商店(ファミリーマート)は今年も弁当や総菜など調理済み食品、冷凍食品、入れたてコーヒーやソフトクリームなど「鮮食」と呼ばれる中食を強化する。15日付工商時報が報じた。
証券会社は、セブン−イレブンは昨年の鮮食の売上高が300億台湾元(約1,100億円)を超え、同社全体の25%を占めたと推測している。
全家便利商店は14日、新竹県新豊郷の鮮食工場を稼働した。投資額は15億元。市場ニーズに応えるため食品研究所を併設する。桃園市大渓区、高雄市岡山区に続く第3工場の稼働により、鮮食は生産能力が2割増え、年間売上高120億元と、同社全体の20%以上を占め、成長のけん引役になると見込む。
同社は、独身や夫婦だけで独身者のような生活スタイルの家庭が増え、そのまま、または電子レンジで温めるだけの鮮食の売り上げが近年、前年比3~4割伸びていると指摘した。
統計によると、台湾の消費者の8割以上が1日2食以上を外食、中食で済ませ、年間商機は5,000億元近い。
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