ニュース 金融 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054914
銀行の投資行為を大幅に緩和することなどを盛り込んだ金融4法の改正案が14日、立法院財政委員会で可決された。15日付経済日報が伝えた。
金融監督管理委員会(金管会)関係者は、OIUが誕生すれば、台湾がアジア太平洋の財テクセンターになる最後のピースが埋まると指摘した(14日=中央社)
うち銀行法改正案は、銀行による投資上限を払込済み資本金の40%から純資産の40%へと変更する内容で、銀行業界による投資枠が8,466億台湾元(約3兆1,000億円)に増加する。投資枠が100億元以上増える銀行は13行を数える。
残る3法は国際金融業務条例、保険法、金融消費者保護法で、国際金融業務条例の改正案には、保険会社によるオフショア保険部門(OIU)の設立解禁が盛り込まれている。既に解禁されている銀行、証券のオフショア部門と並び、今後は中国人観光客を主体とする海外客向けの財テク商品が充実しそうだ。
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