ニュース 石油・化学 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054919
原油価格の下落を受け、石油・化学業界で模様眺め傾向が強まり、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、台聚集団(USIグループ)といった川下の大手メーカーが相次いで減産や生産停止措置を取る中、川上メーカーの台湾中油(CPC)は昨年12月末からエチレンおよびプロピレンの生産量を約30%削減しており、15日付蘋果日報は、業界各社の1〜2月業績は低迷が続くとの見通しを示した。
CPC主管は最近、原油価格がさらに低下する動きを見せていることで高雄市仁武区および林園区の石化工業区内の業者が在庫水準の引き下げを図っていると指摘。業界の稼働率が上向くには川下業者の模様眺め傾向が解消される必要があるが、今月末ごろまでは現在の状況が続くとの見方を示した。
一方、同じく川上業者の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)も「1〜2月の業績はあまり良くない」との見通しを示している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722