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通信キャリア3社、今年はIoTに注力


ニュース 電子 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054922

通信キャリア3社、今年はIoTに注力

 通信キャリア大手3社は今年、モノのインターネット(IoT)関連事業の展開を重点的に進める方針で、中華電信がトヨタ自動車と車両間通信ネットワーク(車聯網)で提携している他、台湾大哥大(台湾モバイル)と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)もセキュリティー、医療などの分野で企業顧客をターゲットに商機獲得を狙っている。15日付蘋果日報が報じた。


スマートシティーエキスポの記者会見が行われた14日には、各社の関連製品も披露された(14日=中央社)

 中華電信は台北世界貿易センター南港展覧館で20〜23日に開催される「2015智慧城市展(スマートシティーエキスポ)」で、同社の第4世代移動通信(4G)信号を利用したトヨタの最新スマート型運転支援システム「智慧行系統」に関する展示を行う。なお、同システムを利用したサービスは台湾で今年中に開始される見通しだが、正式な日程は未定だ。

 台湾モバイルは介護の分野からIoT関連事業を拡大する計画で、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)との戦略提携を通じ、公的機関や企業向け市場の開拓を目指す。

 一方、遠伝はクラウドコンピューティング技術を活用したセキュリティーシステムが既に中南部の一部警察で採用されている他、同社のスマート医療・看護および遠隔介護システムも多くの病院に導入されている。