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サムスンの新スマホAP、自社製比率9割に


ニュース 電子 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054925

サムスンの新スマホAP、自社製比率9割に

 15日付電子時報によると、サムスン電子が近く発表するとされるスマートフォン新機種「ギャラクシーS6」に搭載を予定しているクアルコムの次世代アプリケーションプロセッサー(AP)「スナップドラゴン810」に設計上の瑕疵(かし)が見つかった問題で、サムスンはS6の80〜90%に14ナノメートル製造プロセスを採用して自社生産するプロセッサー「Exynos(エクシノス)」を搭載することが確定的となった。これを受け、スナップドラゴン810の生産を手掛ける台湾積体電路製造(TSMC)にも影響が及びそうだ。

 S6は14ナノプロセスのエクシノスと20ナノプロセスのスナップドラゴン810という異なる世代のプロセッサーが搭載されることがこれまでに明らかとなっているが、スナップドラゴンに設計ミスが見つかった後、サムスンは新スマホの出荷に備え、14ナノプロセスによる生産量を拡大しているとの観測が出ている。

 ただスナップドラゴンの設計問題は既に解決しており、将来的にS6における搭載比率はエクシノスと同等の水準に引き上げられることになると電子時報は指摘している。