ニュース 電子 作成日:2015年1月15日_記事番号:T00054927
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は今年、昨年10月に会社更生手続きを申請した勝華科技(ウィンテック)に代わり、中国スマートフォン大手、小米科技(小米、シャオミ)のスマホ用タッチパネル20%を新規受注するもようだ。ウィンテックの顧客は相次いで他社に発注を切り替えており、TPKが最も恩恵を受けている。15日付経済日報が報じた。
米証券会社によると、ウィンテックからの発注切り替えで、TPKは今年、タブレット端末に変形できるコンバーチブル型ノートパソコン向けタッチパネルで最大手に躍り出る見通しだ。同社の下半期ノートPC用タッチパネル出荷は600万~700万枚と、前年の200万~300万枚から倍増するとみられる。
同社はアップルからの受注も好調で、3月発売とされる腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」向けタッチパネルの出荷を既に終えた。第2四半期からは、12.9インチタブレット「iPad Pro」向けの出荷に入る。大型製品のため、同社の稼働率向上に貢献する見通しだ。下半期発売とうわさされるスマホ「iPhone6s」では、新スペックの3D圧力センサーを受注したもようだ。
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