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台北市長選、郭台銘氏が連勝文陣営に3億元?


ニュース 社会 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054933

台北市長選、郭台銘氏が連勝文陣営に3億元?

 柯文哲台北市長は14日夜にテレビ出演し、ある企業経営者が昨年11月の台北市長選でライバル候補の連勝文陣営に3億台湾元(約11億円)の献金を行ったと発言し、波紋を広げている。16日付自由時報が伝えた。


周氏は昨年、馬英九政権が食用油事件を起こした頂新国際集団から2億元の政治献金を受け取ったと発言し、最高法院検察署特別偵査組が調査に乗り出す事態に発展している(中央社)

 柯氏は名指しを避けたが、政治評論家の周玉蔻氏は15日、3億元の献金は鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長(テリー・ゴウ)が行ったものではないかと指摘し、郭董事長に説明を求めた。

 これに対し、鴻海は「悪意に満ちた批判だ」とし、周氏を相手取り、名誉毀損(きそん)で1,000万元の賠償を求める訴訟を起こすと表明した。

 周氏も「郭氏が自ら説明しなければ、告発する」と一歩も引かず、郭氏を脅迫や名誉毀損で逆提訴する構えも示した。